「家を建てたい!」と思った時、皆様はどんな人に設計してもらいたいですか?
有名な建築家?設計事務所の設計者?ハウスメーカー?工務店?・・・
これから出会う、あなたの家づくりを提案する方は、どんな方でしょうか?
営業マン?建築士?・・・?
その方達は、家づくりのプロですよね。
でも、皆様と同じように「自分で家を建てた経験」があるでしょうか?
家づくりを考えた時、「自分の家(自邸)」を建てた経験があるというのは重要だと思っています。
家づくりは、とても大変です。
お金のこと、住宅ローンのこと、土地探し、家族の意見をまとめること、、、
もちろん住んでからのこと、などなど
数えあげればたくさんあります。
一般的には、家は何度も建てるものではないので、
家づくりは「初めて」という方がほとんどではないでしょうか。
初めてのことは不安ですよね。
住宅ローンのことは、ハウスメーカーの営業マンやFP(ファイナンシャルプランナー)など詳しい方はたくさんいます。
では、その中で自分で住宅ローンを払っている方はどれだけいるでしょう?
住宅ローンのことは詳しくても、ローンを背負うプレッシャーや不安は経験した方しか理解できないと思います。
同じように住宅を建てる設計者(建築家)も「家を建てること」は経験しているが、「自邸」を建てていなければ、本当の意味での使い勝手や家を建てる大変さは理解できないと思います。
ハウスメーカーや工務店の設計者や営業マンは、自邸を建てることは少ないかもしれません。
以前聞いた話ではローコスト住宅の社長が、自分の会社の住宅は嫌だと他の住宅メーカーで豪邸を建てたなんて話も聞いたことがあります。
自邸を自分で建てている建築士(建築家)は、家づくりの苦労も分かっていますし、自分で住んでみて、住まい手の気持ちや問題点・改善点などたくさんの経験を生かして、その後の設計をしています。
自分の家族がクライアントになるので、日常を通じて感想や評価をダイレクトに受けますからね。
「自邸を建てている建築士に設計はお願いする」
そして、その自邸を見せてもらう。
そこで色々共感できる部分が多々合えば、あなたにとっての良いパートナーになると思います。
家づくりで失敗しないための大きなポイントかもしれませんね。