寒い日が続いていますね。先日は古賀にも数年ぶりに雪が積もりました。

雪と言えば数年前かなり積もった時に、

リフォームのお客様のお家に雪を掻き分け歩いて伺った事も良い思い出です。早く暖かい春が来て欲しいですね!

今回は、畳数についてのお話です。

「リビングは20畳欲しい」

「子供部屋は8畳で」

日頃このようなご要望を聞くことが本当に多いのですが、

単純に畳数だけで考えると色々な落とし穴があります。

その1 数字(畳数)と実際の見え方(感覚)は違う

実は同じ20畳でも、例えば「正方形の20畳」と「長方形の20畳」では見え方が違います。

つまり広さの感じ方が違うのです。

「友達の家が20畳だからあれぐらい広くしたい!」

と思っても、実際の間取りでは見た目は全く変わります。

その2 家具の配置が決まらない

畳数だけで把握すると、家具が入らないことも。

「8畳の寝室があるから大丈夫!」と思っていたら、

窓や入り口の位置によっては後で買おうと予定していたベッドが綺麗に収まらない・・・、

など、家具の位置やサイズも打ち合わせの際にしっかり伝えないとイメージ通りに使えない空間になることもあります。

その3 畳数にこだわるばかりトータル金額がアップ!

「リビングをあと一畳大きくしたいです!」と修正したら、

それと一緒に二階や屋根まで増えて金額アップ!なーんてことも・・・。

また、それに加えて洗面脱衣所にも収納を追加したいけど他の面積は削りたくない!

となるとトータル面積は更にアップ!

トータルの坪数や各部屋のバランスも考える必要があります。

単純に畳数(数字)だけで考えると、
色々な落とし穴がある、というお話でした。
あれもこれもしたい!!でも予算もあるから減らさなきゃ・・・と打ち合わせ中に悩んでしまった時には、
この家で一番大事にしたいところは何かなーと、
その都度振り返って優先順位を確認してみることも大事ですね。