メートルと尺・寸についてもうちょっと。
メートルと尺貫法の混在で一番気になっているのが外観。
特に屋根やサッシ(窓)
未だに建築の建材は尺貫法の流れが続いているが、
一部にメーター規格が取り入れられている。
これが見栄えが悪い原因だと思う。
例えば、メーカー物の窓は、
関東間・関西間・九州四国間と尺貫法で表現してある。
しかし、所々気になる。
カタログの寸法を見ると横幅は尺で書かれているが、
高さは1800・2000・2200などメートルに近い数値が並ぶ。
1800や2200は未だ良いのだが2000って・・・
中途半端にメートルを取り入れた最悪の例である。
このような寸法がバラバラのものを使うと施工性が悪く見た目も悪くなる。
横幅6尺(≒1800)×高さ2000って・・・
メートル法で作るなら幅・高さどちらもメートルにしたら良いのに・・・
何故作らないのかはなんとなくわかるのだが。
メーターモジュールを採用しているハウスメーカーで、
デザインを気にしている会社は、この部分に気づいているのであろう、
横幅もメートルに変えている所もある。
(幅も1800でなく2000に変えている)
コストを押さえるためには、オーダー品ばかりは難しい。
汎用品を選ぶ中で、見た目のデザインだけでなく
調和して使えるものを抜粋し提案することも大事だと感じています。