梅雨や台風シーズンになると、外出できずに家で過ごす時間が増えます。
こんな時、「家の中で快適に過ごせるかどうか」は暮らしの質を大きく左右します。
雨音を聞きながら、読書をしたり、家族でおしゃべりを楽しんだり。
それが叶う空間には、ちょっとした工夫があります。
以前リノベーションを依頼されたご家族は、雨の日になると「部屋がまっくらで気分も沈む」とおっしゃっていました。
そこで、私は北側に高窓を設け、曇り空でも自然光を感じられるようにしました。
さらに、床を明るめの色合いを使い、壁もベージュ系で統一。
完成後、「雨の日でも暗くなく過ごせる」ととても喜んでいただけました。
雨の日でも快適なリビングにするには、次のポイントが大切です。
- 柔らかい自然光の取り入れ方
- 高窓や吹抜けで、直接的ではない光を入れる。
- 湿気対策
- 調湿機能のある壁材(珪藻土や漆喰)を採用。
- 家具配置
- 大きな家具を窓際に置かず、光や風の通り道を確保する。
まとめ
雨の日こそ「家の力」が試されます。
快適に過ごせるリビングがあれば、外出できない日も、豊かな時間に変わります。
雨音すらしない方が良いと言われるくらい、気密や断熱を提案する業者さんもいらっしゃいますが、
わたしは、「雨音も楽しめる」といえるくらい季節を楽しめる家の方が豊かさを感じます。
人それぞれかもしれませんが、、、、
次回は「家の“気”を整える」観点からも、この快適さを深掘りしていきます。
余談ですが・・・
雨の日で雷がなる日は、たまえとちよこもアクティブ度が下がり、ソファ下で転がっています。
ふたりが寄り添って丸くなっているのを見ると、こちらまでほっとします。
雨が小降りになってくると、窓際でふたりそろって窓から外を眺めてます。
家の心地よさは、人だけでなく猫にも伝わるものです。