家族が自然に集まる場所、リビング・ダイニング。
そこは“家の中心”となる空間であり、同時に「気」がめぐる交差点でもあります。

フライング・スター風水の鑑定のひとつとして、『その年の“吉の方位”と“凶の方位”』を見ながら、
各部屋の用途やレイアウトを調整「レメディ(対策)」をしていきます。

リビングにおいて大切なのは、「気の流れをふさがないこと」「インテリアのテイストをくずさないこと」
家具や間仕切りで気の通り道をふさいでしまうと、
なんとなく居心地が悪くなったり、家族の関係性にも変化が現れることがあるのです。

■ リビングの気が整う3つのポイント

  1. 入口からの視線をスムーズにする
     ドアを開けた瞬間、抜けている配置は、気の流れを良くします。
  2. 床にモノを置きすぎない
     風水では“床が見える範囲(床に荷物がない)”が大きいほど、気の通りが良いとされます。
  3. 部屋に余白をつくる
     風が抜けやすくするのと同じで、物を減らして気が滞らず、空間全体が安定したエネルギーになるように保ちます。

また、色にもポイントがあります。
2025年は「火のエネルギー」を取り入れるのがポイント。赤・紫・ピンクなどをクッションやカーペットなどの小物で取り入れるのがGood! 火のエネルギーは、リビングや玄関などで取り入れると「新しい機会や繁栄を象徴する場所」となり良い影響をもたらすとされています。

フライング・スターでは20年周期で大きな変化が起こります。
このような事からも、色を風水で取り入れる場合は、毎年変化(模様替え)が楽しめる様に小物で取り入れるのが良いです。建物で風水の色を取り入れるのは、あまりお勧めはしておりません。


設計段階で「気の流れ」を意識してリビングやダイニングをデザインすることで、
家族が集まってきて、自然と会話が生まれたり、気持ちが落ち着く“居場所”ができていきます。

家族の関係性は、空間の力で変わることがあります。
それぞれ自分の部屋でこもって趣味を楽しむのも良いかもしれませんが、家族のつながりも欲しいもの。
リビングはその、いちばんわかりやすい“鏡”なのかもしれません。


🐾 今日のひとこと

我が家も夜になると、ダイニングに家族が集まります。
食後、猫(たまえ&ちよこ)もうれしそうにソファでごろんとしております。
「気が整ってるな」と実感する、そんな穏やかな夜でした。