先日、インテリアと音楽の関係性について書きましたが、
以前宿泊した宿で音楽の大切さを改めて感じたことがありました。

その宿では、部屋に入った時からジャズが流れていたのです。
備え付けのBOSEのCDプレーヤーで音質も良く、
その部屋の雰囲気をグッと引き立てていました。

旅行が趣味ということもあり、
国内外色々な宿に泊まったきたつもりですが、
部屋に入った時から音楽が流れていたのは初めてでした。
フロントではよくありますけど、その宿の色というか雰囲気が出ていいですよね。

いつもは大体そのままバタバタして、
夜時間ができるとついついテレビを・・・という事もあったのですが、
数寄屋造りの和室にハンス・J・ウェグナーの家具を合わせた和洋折衷の
洗練されたインテリア空間に流れるジャズはとても心地よく、
夜になってもテレビを付けようという気にもなりません。

結局部屋からほぼ出ることもなく、
その音楽をずっと流したまま、
別世界のようにとてもゆったりした気持ちで寛ぐ事ができました。

落ち着いた大人の宿という感じでしたので、
ジャズというジャンルの選択もピッタリだったと思います。

空間と音楽がマッチするとやっぱりいいものです。
家で音楽を流すのを忘れるのは自分に今余裕が無いからだと思っていましたが、
音楽があるから心にゆとりが出るのだなと思いましたし、
我が家も好きな音楽が似合う空間にしたいなぁとインテリアの調整をあれこれと考えた1日でした。

我が家は最初の頃はずっとBGMを流すという感じではなかったので、
音楽的なところはそこまで考えてはいなかったのですが、
いつも音楽を聴いているし、大好きなジャンルがあるよ!という方は、
その雰囲気からインテリアを考えてみてもいいと思いますよ!