毎日の家事、ちょっとした動きが積み重なって「今日は疲れたなぁ」と感じることがあります。
その原因、実は家の動線設計にあることが多いのです。
例えば、洗濯をするたびに1階の洗濯機から2階のベランダまで階段を上がり、干して、また階段を下りて…
これが毎日だと、体力も時間ももったいない。
そこで、「洗う→干す→しまう」 が一直線で終わる動線をつくるのが理想。
洗濯機の隣に物干しスペース、そしてクローゼットを配置すれば、移動は最小限です。
しかしながら、全てを取り入れようとすると、そこばかりに目が行ってしまい本来のやりたいことから遠ざかってしまうことも・・・
設計する上では、全体のバランスを考慮しながら動線を考えるのが一番ですね。
その辺のバランスを見つけるためにも、話し合いながら設計していくことが重要です。
我が家では、たまえが衣類の中で丸くなって「わたしのおうち」みたいな顔をしている日もありますが(笑)、短い動線ならその気持ちにも余裕で付き合えます。
動線は料理にも同じことが言えます。
冷蔵庫、シンク、コンロの三角形(ワークトライアングル)を意識し、移動距離を減らすことで調理時間もぐっと短縮。
まとめ
家事動線は見えないけれど、暮らしを左右する大きな要素。
設計の段階から生活の流れを描くことで、10年先も「この家、暮らしやすいな」と思える日々が続きます。
