外壁のデザインを考える際、「お洒落!」で選びますか?

実はちょっとしたことで家の見える大きさを変化させる事ができるのです。
このテクニックは狭小住宅や建物に変化をつけたい時に有効です。

では、「外壁」 サイディングでのテクニック。

縦目地

横目地

どちらが大きく見えますか?

大きくではわかりにくいですよね~  
縦目地と横目地では建物が縦に高く見えるか、
横に広く見えるかを視覚を使って操作できます。

上の図は縦も横も同じ幅の図形です。
違うのは、縦目地か横目地か。

縦目地は横に広がって見え、横目地は縦に広がって見えます。

同じサイズでも操作ができるのです。
これを建物やインテリアなどに取り込み、
広く見せたり大きく見せたりすることができます。

しかし、近隣を見渡せば、横目地の外壁が多いと思いませんか?
その理由は施工性も関係しています。

縦貼りか横貼りかでサイディングの下地(胴縁)の方向は変わります。
横目地の時は、下地は縦貼りになります。
施工性を考えると横貼りが楽と言う理由から
サイディングの縦貼りを嫌がる工務店もあるそうです・・・・残念なことですね。

それはさておき、
しっかりと意味を持って外壁を選ぶと納得いくものができますね。

【注意点】
横目地が縦に高く見えるからと言ってボーダーの服を着てもスリムには見えません。
逆に横広に見えてしまいます。。。
理由は・・・また今度(笑)