家を考える時、「間取り」を考えます。
最近は「プラン」とも言いますが、やはり「間取り」がしっくりきます。

「間(ま)」というものは日本独特の考え方と思います。
「間」はあいだと言う意味で「ある点から点」までを示す。
「時間」といえば「ある時のあいだ」を示す。
同じように「間取り」とは、「間を取る」つまりは、空間を区切っていくことだと考えます。

だから紙の上で区切っていくのではなく、立体的に考えていくことが重要です。
窓は「間戸」とも書けます。
区切った「間に戸をつける」この様に「間」の考えを突き詰めていくと家にはたくさんの間の考えがあり、海外の様な壁で塞ぐのではなく「ワンルーム」のようにシンプルにつくることが究極の「間の取り方」になるといつも考えています。