少子化に伴い住宅のストックが始まっていると耳にします。

このような事から、「中古住宅を購入してリフォーム」が少しずつ増えてきています。
マンションのリノベーションはお得感から近年注目をあびています。



中古住宅には、戸建とマンションがありますが、
今回は、「戸建中古住宅の注意点」です。

近年は売り手が有利な市場であり更地の良い土地が少なくなってきている様です。

では、
「安く中古住宅を購入して、建物の内部を綺麗にリフォームすればOK!!」
そう考えて中古物件を購入する方!
ちょっとまって下さい。
 

土地は人との出会いの様なものです。
「同じものは二つとありません」

つまり、フィーリングも必要ですが長い付き合いになりますので
見極めは必要です。

この見極めを誤ってしまうと大きな問題が・・・

中古住宅の物件には、「再建築不可」と言う土地があります。
これは、建築基準法の制定や改正により、建物が建替えができないというものです。


原因としては、「接道が取れなくなっている」「用途制限の追加」など様々です。

ここまでひどいものでなくても、
建物の規模が小さくなったり、建てられない範囲が敷地の中にできたりする事もあります。

建築基準法は幾度か改定をされています。
築年数によっては「既存不適格建築物」というものに該当します。
その為、建物の検査済証などが無く増築や改修が難しい物件もあります。


中古住宅購入時は、しっかり土地建物の状況も確認が必要ですね。

購入検討の際は、不動産会社にしっかり内容を確認すると共に、
建築士にも相談されると良いと思います。