今回は、インテリアの色のことについてお話しします。
まず、インテリアを考える時、全体の雰囲気と一緒になんとなく色をイメージすると思います。
好きな色を好きなように配置するのもいいですが、
基本的なことを守るとグッと垢抜けて見えるようになります。
インテリアカラーは、ベースカラー(基調色)と
アソートカラー(配合色)とアクセントカラー(強調色)
の3つで考えるとキレイにまとまります。
バランスは7:2:1程度が良いそうです。
具体的にベースカラー(壁・天井)
アソートカラー(床)
アクセントカラー(ファブリック・小物等)
のように、色をあまりたくさん使うのではなく、
バランスよくまとめると落ち着いた空間になります。
アクセントカラーはファブリック等で行うのが基本ですが、
場合によっては、ファブリックの色をベースカラー・アソートカラーと合わせて、
アクセントカラーを小物(花等)のみにするとグッと引き締まった空間になります。
この配色は、インテリアだけでなくファッションなどにも当てはまります。
一般的な話ですが、カラーコーディネートというものは女性が向いていると思います。
なぜなら、毎日、化粧・衣装・小物・・・など様々なトータルカラーコーディネートをする場が多いからです。
男性は、シャツ・ネクタイ程度の方が圧倒的に多いと思います。
(もちろん男性でもお洒落にこだわる方もたくさんいらっしゃいます)
この差がカラーのセンスの差だと感じます。
繊細な色を見分ける能力も女性の方があるそうです。
しかし、空間把握能力については男性が向いていると感じます。
立体的にものを見ることや高さを把握するなどのことです。
どちらも、一般的な話でそうでない場合もありますが・・・あきらめないでください。
上記カラーコーディネート・空間把握能力を向上させるには、
良いものをたくさん見て、たくさん感じることが大事だと思います。
話が少し脱線しましたが、
カラーコーディネートの基本はカラー配分を考えることが一番大事です。