部屋を広く作りたい!
皆さんそう思いますよね。
でも、予算には限りがあるし。。
それなら、広く見えるように作ろう!

どうしたらよいのでしょう??

部屋の広さは、視覚的感覚で決まります。
例えば同じ四畳半でも、正方形と縦長では、不思議と縦長の方が広く見えます。
また、その先に窓があると、さらに広く見えます。

お風呂も同じです。
同じ大きさのお風呂場でも正面に浴槽があるのと鏡があるのでは、
空間の広さが違ってみえます。
人は、壁などの位置を見て無意識のうちに「距離感」で測っているいます。

同じ間取りの作り方でも色の使い方で空間を感じとる大きさも変わります。
壁紙の使い方でもそれは起こります。

よく、ご要望で「リビングは○○畳ないとダメ!」と言われたりしますが、
その感覚が、"何かを見て"なのか、"何かと比べて"なのかにより、
同じ広さがとっても狭く見えたり、広く見えたりするのです。

その結果、リビング20畳などを作ってみたはいいのですが、
「あれ?○○さんの家と同じ広さで作ったつもりだけど、思ったより狭くない?」
などということが起こるのです。

狭い空間でも、少しでも広く見せる方法があります。
それには、建築的手法とカラーを使った視覚的手法を両方取り入れることが重要です。

この感覚は皆さんお持ちなんですが、
パソコンの3D ではわからない感覚なので、
上に書いたことを頭に入れた上で、
実際の似たような空間(お店やモデルルームなど)を
色々な場所で比べて感じてみてください。

紙の上だけじゃわかりにくい、視覚的感覚を一緒に試してみませんか。