暑い日が続いていますね。暑さに弱い私は溶けそうです(;´д`)
太陽もサンサンですので部屋の明るさについて 採光計画する上では、専門的にいうと均斉度や昼光率というものを考慮しなければならない。
簡単にいうと、室内の用途・目的に応じた明るさを確保すること。
部屋全体をある程度同じ明るさに保つこと。これが採光計画です。
これはあくまで太陽の光で考えてることです。
ではこの太陽の自然光をたくさん取り入れるためにはどうしたら良いでしょう?
関係するのは窓の位置と形です。
まずは高さ。
1 天窓(トップライト)2 高窓(ハイサイドライト)3 低窓(地窓) ではどの窓の高さが明るいでしょうか? ・・・ 答えは明るさは変わりません。
ん?厳密にいうと高さにより明るさのばらつきが出るということ。
下の図をご覧ください。
天井に設ける天窓!トップライトですね。
よく天窓は側窓に比べて三倍明るいっていいますよね。(計算上ですよ)
これは、天井から光が差すので部屋の明るさが均一になりやすいのです。
照明で言うとシーリングライトのイメージ。
では高窓は?
高窓は窓際は暗くなりますが、部屋の奥まで光が差し込む為、明るい所と暗い所の差が少なくなりバランスの良い明るさになります。
照明で言うとブラケット照明のイメージ
地窓は?
窓際は明るいが奥まで光が差し込みにくい為、明るい所と暗い所の差が大きくなり明暗がつきます。
照明で言うとフットライトやフロアスタンドのイメージ
採光計画は、部屋全体が同じ明るさで明るい方が良いのです。
日中はやはり太陽の光の下が気持ち良いですからね。
このように窓の高さで部屋の明るさやバランスは変わります。
照明計画は、採光計画と違いムードや安らぎを大切にする事が多い為、天井に設けるのではなく下や壁に光を集めます。 採光計画と照明計画をうまく組み合わせると素晴らしい室内空間になりますよ。
最後に、トップライトは設置位置に注意が必要です。設置場所によっては光が強すぎたりしますので。