小さい子供にお家の絵を描いてもらうと
三角屋根の家を描くことが多いと思います。
日本の家のイメージはこの三角屋根の家なのだと思います。
雨の多い日本としては、雨がさっと流れるシンプルな勾配屋根が
理想の屋根型なのでは。。。と思います。
近年は、モダンな建物が多く複雑な屋根型やフラット屋根など
様々な屋根を見かけます。
太陽光発電をたくさん載せたいということから「切妻屋根」が増えましたが、
メガソーラーの流れを受け「片流れ屋根」もよく見かけるようになりました。
屋根本来の役割としては
雨風をしのぐ
日差しを遮る ・・・など
この役割を果せばどんな屋根形状でも良いと思いますが、
面白いもので子供の家のイメージは三角屋根なんですね。
デザインばかりに気がいって本来の屋根の役割を忘れてしまっては
住んでみて涙することになります。
本当にシンプルな家とは、
子供が描く家ぐらい単純な形のものなのかもしれませんね。
写真は、愛知県の明治村にある「半田東湯」
明治村はたくさんの素晴らしい建物を移築した文化施設です!!
「半田東湯」と名の通り、住居ではなく「銭湯」なんです。
移築前は、三河湾に面する港町にあったもので間口3間のこじんまりとした建物です。
これぐらいシンプルな屋根が素敵ですね。「シンプル イズ ビューティフル」