学生時代絵を描いていて、下書き(エンピツ)までは良く描けていたのに、
着色した途端 「う~ん?・・・なんか違う。」
と思ったことはないですか?
塗り絵でもそうですよね。
皆同じベース(枠)で始めるのに、皆違った仕上がりになりますよね。
出来栄えは、色と素材感で変わります。
それほど色を選ぶ事は難しく、大事な事です。
色と言えば、車を運転している時に、家やお店を建てている途中(棟上後)を見かけることがあります。
「お洒落な感じになりそうだなぁ。いいね!」
と心がわくわくする事があります。
しかし、後日楽しみにその建物の前を通って見ると
「え? これ?」
って感じることが多々あります。
以前と変わった所は、
棟上げ後ですので屋根や外壁、サッシが取付けられ建物に色が着きます。
そうです。
原因は、色と素材感です。
屋根の光沢と外壁の素材感に違和感があったり、
サッシが重苦しいイメージで外壁と合っていないなど内容は様々です。
結果ベースが良い感じのフォルムでも、色一つで全て台無しなんてことも。
現状、住宅に使われる色や素材は営業マンやコーディネーターが提案する場合が多いと思います。
一般的にされている提案は「感性」です。
つまり、提案者(営業マン・コーディネーター)のセンスになります。
ここには主観(提案者の好み)が入ってしまいます。
色の好みはもちろんあります。
しかし最終的な仕上げ(色)は色の意味を知った専門的なアドバイスがあると全然違って見えると思います。
ちょっとした色や仕上げの組み合わせで素敵な住まいに早変わり!
住まいと色は切っても切り離せませんね。
ぜひ専門家を交えた、色を取り入れた住まいにチャレンジしてみてください。