夏が近づいてきました。

花火やキャンプファイヤーなど夜、集まる行事も増えて来ますね。

今回は「月」のお話。

月はそれ単体では光を発していません。

太陽の光を反射して形を作り出します。

その反射の仕方で満月に見えたり、半月に見えたり、三日月に見えたりします。

その変化に風情を感じて、言葉や文化が生まれていました。

一昔前は、月の明かりを大事にしていました。

京都の「桂離宮」には月見台があります。

「中秋の名月」が見える月見台ですが、月が美しいのは秋だけではありません。

今日は、都会のネオンきらびやかに、

月の光をかき消して存在すら感じなくなっています。

都会が明るいのは構わないですが、

蛍光灯の普及により住宅は夜でもピッカピカです。

家の中から月を感じたことはないのではないでしょうか。

月が見えないからといって正直生活に大きく影響はしません。

明日から月が見えなくなったとしても気づかない方もいるでしょう。

「そこにあったものが無くなり、新たなものが生まれる。」

それ自体は素晴らしいことだと思います。

しかし、便利な生活に慣れてしまいちょっとしたことに不便を感じる。

現在の住宅はそんな状態な気がします。

少し離れた郊外では綺麗な月が見える場所があります。

「月ってこんなに明るかったんだ!」って感じられるかもしれません。

遠くの行楽地に行くのも良いですが、夏の夜空を楽しんでみませんか。

夏の夜空を酒のあてにしてのみ明かすのも楽しそうですね。