設計者の想い

一級建築士と考える、心地よい暮らしのヒント
流行を超えるデザイン 〜住まいに“時間”を刻む〜

「本当に作りたい住まいは、10年たっても20年たっても古さを感じない住まい」――前回の記事でそう書きました。 今回は、その続きとして「なぜ流行はすたれるのか」「時を超えて美しい家とは何か」について、建築士としての私の考え […]

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一級建築士と考える、心地よい暮らしのヒント
本当に作りたい住まいとは

本当に作りたい住まいは、10年たっても20年たっても古さを感じない住まい。それは、流行りのデザインではなく、「人の心地よさ」と「機能性(不便さがない)」を両立した住まいだと思います。 ここでいう“不便さ”とは、機械に頼る […]

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設計者の想い
013.家は生活のうつわ

家を求める理由は様々だと思います。家族のために、子供のために、見栄のために、ただ周りが買ってるから、、、。 私が家に求めるものは、一日の疲れや心、気持ちを整える器です。それが幸せな家だと考えています。社会でのストレスやコ […]

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設計者の想い
012.プロフェッショナルとは

長年住宅の設計を行なってきましたが、様々な葛藤があります。 住宅に限ったことでは無いのですが、プランや仕様を決める際、なぜその道のプロの話に耳を傾けない方が多いのでしょうか・・・「プロ」とは対価を得て仕事をすることです。 […]

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設計者の想い
011. +デザイン −デザイン

デザインの考え方は様々です。どれが正解ということはないと思いますが、モノコトデザインでは「ひく」デザインを心がけています。 「たす」デザインとは、文字通り足していくデザインです。デコラティブな装飾はもちろん、壁をくり抜く […]

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設計者の想い
010.住まいは「間」でできている

家を考える時、「間取り」を考えます。最近は「プラン」とも言いますが、やはり「間取り」がしっくりきます。 「間(ま)」というものは日本独特の考え方と思います。「間」はあいだと言う意味で「ある点から点」までを示す。「時間」と […]

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設計者の想い
009.単純な家こそ使いやすい

iPhoneの人気が出た理由の一つ。出来るだけ簡単に、ムダを無くしたシンプルなものを皆が受け入れました。 その後、シンプルな機能のものが流行りました。それまでの日本の商品は、沢山の使いこなせない機能を満載につけたものが「 […]

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設計者の想い
008.人の匂いがするから住まいになる

住まいは人が住んで出来上がります。家を考える時、「リビング、キッチン、、、」とスペースばかりに目が行き、住み手のことが考えられていない事が多々あります。 家をそのような考えで作ると展示場と変わりません。展示場からは住み手 […]

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設計者の想い
007.収納が多い家とは

よくご要望で、「収納スペースをたくさん作ってください」「これじゃ収納スペースが足りません!」と言われます。 「収納は多い方が良い!小屋裏収納や大きなシューズクローク、大きなパントリーを作った方が良い!」と色々な雑誌やネッ […]

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設計者の想い
006.洋風の生活スタイルより日本のスタイル

日本人は海外のスタイルに憧れる方が多いです。文化は大事ではありますが、成長や変化は必要だと思います。しかしながら普遍的に変わらないものがあります。 例えば、日本人は家で靴を脱ぐ。ホテルの部屋でもスリッパに履き替えたりする […]

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